先進国における産業の7~8割を占めるサービス産業、および従来からの製造業を対象として、品質管理をベースとする工学的アプローチにより、各種方法論やモデルの開発を行います。サービス産業の中では、医療・介護分野を主な対象としています。
企業・病院等のフィールドとの共同作業から、必要とする情報・事実を抽出し、暗黙知の可視化・構造化・標準化を行い、再度フィールドで検証することで、より精緻なモデル構築を実現します。構築されたモデル・標準は現場で活用され(構造化知識の再利用)、新たな知識が抽出され、モデルが改善されていきます。
上記の「知識の再利用サイクル」を回し続けることで、現場の改善とモデルの改善を実現していきます。
(1)医療社会システム工学
①医療リハビリテーションにおける標準計画設計手法の開発研究(患者状態適応型パスを用いた標準パスの開発)
②医療・介護における質マネジメントシステムの開発研究
(2)構造化知識工学
①製品設計における知識の構造化・再利用
②医療プロセスにおける知識の構造化・再利用
※上記のような分野から、研究テーマを具体的に決めていきます。希望する新規テーマがあれば、相談可能です。